国際教養大学 三期生 土屋友美
志望大学名
台湾留学の志望理由
留学中の具体的な研究計画
帰国後の計画(地位、職業)
私は現在の大学に入学して初めて中国語に触れました。私が現在在学中の国際教養大学は世界各国からの留学生を受け入れています。日々、アジア各国や、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどから来た留学生たちと交流が出来ます。学生の主な交流の場であるカフェテリアには様々な言語が飛び交っており、私自身入学してからの約二年間でいろいろな言語に触れることができました。それまで、外国語といえば英語しかなかった私は、この大学で英語以外の言語に興味を持つようになりました。ロシア語や韓国語、スウェーデン語などをちょっとかじったこともあります。しかし、その中でも、ひときわ私の心をつかんだのが中国語でした。
私が中国語に惹かれたきっかけは学生寮で隣の部屋になった台湾からの留学生と仲良くなったことです。当初私はタイと台湾の区別も良くつかないほど台湾について何一つ知らず、漢字ばかりの中国語に違和感すら覚えていました。しかし、彼女と毎日話し、日本語を教える中で、同じ漢字を使っていても意味が違ったり、発音が違ったりする中国語にだんだん興味が出てきました。その後、大学内の日本台湾学生会議に参加し、言語だけでなく台湾の暮らしを知る機会も増えました。私の中国語への入り口は、中国大陸ではなく台湾からだったので、中国語を学ぶ際は決まって台湾の言い回し、注音、繁体字が気になり、大陸の言い回し、ピンイン、簡体字とともに、現在も独学を続けています。一年生の夏から中国語を独学し始め、2007年の秋学期から大学で中国語のクラスをとり始めました。
国際教養大学は全ての授業を英語で行うというユニークな大学です。私は英語を学ぶのではなく、英語で学ぶというこの大学のスタイルが気に入っています。ここでは専門課程として、グローバルビジネス、グローバルスタディズ(北米研究分野または東アジア研究分野)、これら三つのコースを設置していますが、私は東アジア研究分野を専攻し、アジアの政治、国際関係、文化、歴史などを研究していきたいと考えています。
そんな私が、なぜ中国大陸への留学ではなく台湾への留学を志望するのかと言いますと、幾つかあるのですが、繁体字を学びたいからと言うのが、まず理由の一つになります。繁体字は日本で使われる漢字とよく似ており、漢字の成り立ちや、意味が分かりやすいので、私は繁体字に強く惹かれました。また、私は台湾の友人達のフレンドリーな人柄が大好きなので、台湾にとても親近感があります。ところで、中国大陸の留学生と台湾の留学生とでは双方中国語を話すとはいえ、雰囲気が違うように感じます。それがどうしてなのか、どこが違うのか、今はよく分かりません。だからこそ、私は実際に台湾に行って、台湾の暮らしや文化に触れたいと思うようになりました。私の大学の先輩は何人か台湾に留学した経験をもっており、彼らの話によると、台湾は私の生まれ育った土地とはまったく違い、冬になっても雪の降らない温暖な土地だと聞きました。緑豊かで温暖な土地で暮らす台湾の人々は親切で穏やかであり、陽気さとおおらかさを兼ね備えていると。私はよく台湾のドラマを見たり、音楽を聴いたりするのですが、日本のドラマや音楽と似ているため、親近感が得られ、もっと触れてみたいと思うようになりました。しかし日本では距離的に近い台湾よりもアメリカやイギリスの情報のほうが得やすいように感じます。私は台湾に留学し、たくさんの台湾人と交流したいです。そして、台湾の素晴らしい文化を日本の友人達に紹介していきたいと思っています。
国際教養大学では、私が1年生だった2006年の夏から留学生の数が急激に増え、よりたくさんの国の様々な情報を得られるようになりました。アジアからは台湾だけでなく、韓国、シンガポール、マレーシア、香港、マカオ、そして中国大陸から大勢の留学生がやって来ました。彼らとのかかわりの中で、細かな衝突を何度も目にし、私自身も体験しました。知らなかったことが多すぎて、悩んだり、真剣に議論したりしたこともありました。暗い歴史が今も影落とす日本とアジア諸国との関係もそのうちの一つです。大学で留学生と交流すればするほど、何も知らない自分が恥ずかしくなりました。それとともに、国家間の問題はそこに住む人々の問題でもあるのだと実感し、問題から逃げるのではなく、知る努力をしなければならないと痛感しました。今まで私には留学経験がなく、まして中国語圏には足を踏み入れたことすらありません。ですから、私の物の考え方や捉え方は、どうしても日本側からでしかなく、相対的、客観的、多角的な見方が出来ていないと思うのです。どんなに考えが偏らないように努力したとしても、日本から出ればまた、ある物事に対する、今まで考えたこともなかったような新たな側面が見えてくるかもしれません。先輩や留学生から聞くよりも、「百聞は一見にしかず」と言いますので、是非実際に台湾に行き、アジア側から見た世界を私も見てみたいと思います。台湾で様々なことを身をもって体験し、そこから学びたいと思います。
留学先として私は国立師範大学国語中心を希望しています。理由は中国語のスキルアップに非常に有効なクラスと自分のレベルに合った教育が受けられると思ったからです。国立師範大学は、教授がとてもよく、教材が充実していると、ここに以前留学していた先輩から聞きました。さらに、師範大学は長い歴史と留学生向けの中国語教育に確かな実績を持っていると思います。私はこの一年の留学中はとにかく中国語の能力を上達させることに努めたいと思います。私は中国語の読み書きよりも会話が苦手です。大学でも中国語圏の友人に会話のパートナーを頼み、週3回ほど練習していますが、まだまだ足りません。やはり、現地に行き、現地の人々とコミュニケーションをとることが必要不可欠だと感じます。大学での勉強はもちろんですが、日常的に中国語で考え、中国語で話す練習をしようと思います。今回の1年留学で大学の講義を中国語で問題なく受講できるくらいの力を身につけるのが第一の目標です。台湾語にもチャレンジしてみるつもりです。
この留学の後、引き続き国際教養大学の留学システムで台湾に留学し、中国語の授業を台湾の学生達と受けたいと思っています。希望としては国立台湾大学に正規の留学生として留学したいです。ビジネスや通訳として十分な中国語力を養うために日々努力します。また、大学の授業でアジアの問題や外交関係などを学びたいと考えております。さらに積極的に友達と交流することで、外にいては分かりえない何かを得られることを期待しています。卒業後の将来は現段階では漠然としていますが、政治経済ならびに観光発展の促進に貢献できるような仕事に携わりたいと思います。さらに、人と直接関わり、日本語、中国語、そして英語を生かせる仕事をしたいと思います。どんな小さな存在であったとしても、台湾と日本をつなぐ仕事をしたいと考えています。さらに具体的な職業や、自分がやるべきこと、社会貢献の仕方は、留学中に探すつもりです。
Sunday, May 4, 2008
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2 comments:
わあ、本格的に動き始めてるね。
がんばろう!
うん!!
トミーも一緒に日本出るだしょー!!頑張ろうね★ってか留学しても連絡取り合おうね!!
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